留学体験記

インターンシップ体験記

海外経験を活かし顧客満足度の高い仕事を

羽立 節子さん
場所: ロサンゼルス 業種: 貿易会社 職種: 貿易事務 期間: 18ヶ月

「これまでの海外経験を活かし、海外で一度働いてみたい」幼い頃から海外旅行へ行ったり、大学で一年間ロンドンに留学したりと海外経験が豊富な羽立さん。
日本で勤めていた会社がクローズし、海外へ挑戦する友人に感化され、一歩踏み出すことを決意。J1ビザ終了後、H1ビザを取得し、より多くのお客様に満足してもらえるよう仕事したいと忙しい日々を送っています。そんな羽立さんにインターンシップについてインタビューしました。

インターンシップのきっかけ

幼い頃から家族で海外旅行に行くことが多く、また、大学で1年間ロンドンに交換留学した経験もあったので、海外で一度働いてみたいと思っていました。ちょうど2年半勤めていた会社がクローズし、また、同期がニューヨークでインターンシップすることになり、その影響を受け、私も海外進出を決意しました。働くならしっかり働きたいと思い、本格的に働く機会を与えてくれるJ1ビザのインターンシップを選びました。

ロサンゼルスを選んだ理由

家族との海外旅行でニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、ホノルルには行ったことがあったのですが、ロサンゼルスは一度も行ったことがなかったので、この地を選びました。ロサンゼルスは気候も温暖で過ごしやすいですし、ヤシの木とビーチというイメージに憧れがあったのも大きな決め手です。

留学資金

日本で働いていた時の貯金と退職金です。もともと海外で働いてみたいという思いはあったのですが、真剣に考えていたわけでなく、勤めていた会社のクローズをきっかけに真剣に海外で働くことを考え始めたので、特に、長期的に準備資金を蓄えるということはしていませんでした。インターンシップには無給と有給のものがありますが、長期で生活することを考慮し、有給のインターンシップを探していました。

貿易・物流を選んだ理由

前職は専門商社で、セールスアシスタント兼 貿易業務を担当していたので、その経験を多いに活かせると思ったからです。物流会社は様々な業種の企業を相手にするので、いろんな分野の業界を目にすることができ、勉強になるというのも理由の一つです。

インターンを見つけるまでの経緯

インターネットでエージェントを何社か探し、前職の同期がニューヨークでインターン先を見つけ、その同期の勧めで今のエージェントを選びました。そこでは履歴書を提出する手順から始まり、いくつかの求人情報を紹介いただき、書類審査を通過した会社の中から、事業規模、業務内容、勤務条件を考慮して、今の会社に面接をお願いしました。

エージェントを通してよかったこと

留学経験があり英語には多少自信があったのですが、やはり現地の情報がまったくない中、自分の力だけで一度も行ったことがない、つてもない都市での職探しは不可能に感じました。ビザに対する知識もあまりなかったので、アメリカに来るきっかけを作っていただき、就職とビザ申請をサポートいただけたのはとても心強かったです。

ロサンゼルスの印象

ロサンゼルスに来るのは初めてだったので、想像していた以上に寒く、始めは驚きましたが、それでもやはり住みやすいと思います。私が住んでいるトーランスは日本の物や食べ物に困ることがまったくないため、ニューヨークから遊びに来た友達も感動していました。ロサンゼルスは広い土地に街がまんべんなく広がっていて、車での移動が主流です。最初はその感覚になじめず、行動範囲も狭かったのですが、最近ようやく慣れました。私が住んでいた東京と比べ、時間がゆっくりと流れ、人も穏やかだと思います。

英語対策

中学で英語を学び始めて以来ずっと英語に接してきたので、来てしまえば何とかなるとは思っていました。しかし、職場では電話で英語を話す機会が多く、始めは自信がなかったので口ごもってしまい、コミュニケーションが思った通りにいかないことも多々ありました。用件の前に私の名前を伝えるにも、ただでさえネイティブにとって聞き慣れない日本人の名前なので、相手から強い語調で聞き返されることもよくあり、相手に悪気がないことは分かっているのですが、その度にくじけそうになりました。今では普通に話せるようになりましたね。

休日の過ごし方

平日はベリーダンスレッスンに行ったり、家に帰って夕飯を食べながらテレビを見たり、リラックスして過ごしています。最近はジムに入会することも考えています。休日は友人と食事したり、映画やバーに飲みに出かけたりします。トーランスはアメリカン、日本食のほかにも、韓国料理、中華料理などのアジア料理やメキシコ料理などを堪能できますし、少し足を延ばせば世界各国の料理を楽しむことができます。映画やバーはアメリカ人の典型的な娯楽なので低価格でとても行きやすいです。

インターン後の目標

平日はベリーダンスレッスンに行ったり、家に帰って夕飯を食べながらテレビを見たり、リラックスして過ごしています。最近はジムに入会することも考えています。休日は友人と食事したり、映画やバーに飲みに出かけたりします。トーランスはアメリカン、日本食のほかにも、韓国料理、中華料理などのアジア料理やメキシコ料理などを堪能できますし、少し足を延ばせば世界各国の料理を楽しむことができます。映画やバーはアメリカ人の典型的な娯楽なので低価格でとても行きやすいです。

スーパーバイザーからの一言

インターンを採用するにあたり、インターンを受け入れるのは初めての経験でしたので、正直なところ言葉の問題も含め、当初は色々と不安がありましたが、羽立さんの海外で働きたいという強い意志と前職の経験から採用を決めました。私自身もそうでしたが、日本を出て海外で生活をするうちに、母国の良いところや悪いところが見えてきます。もし少しでも海外に出たいという気持ちがあれば、インターンのような手段を活用して外の社会を見るのもひとつの方法だと思います。特に今の国際社会を生き抜くためには重要なことです。長い人生の中のほんの少しの経験が将来役に立つ時が必ずあります。海外生活での失敗を恐れずに、色んなことを経験してほしいです。